aundouさんより (ツバサ・黒鋼 - 桜都国・社編)
桜都国 社編

 柔らかな木漏れ日の林道の中、黒鋼と小狼が2人並んで歩いていた。正確には黒鋼の数歩後をトボトボと小狼がついて来ているのだが。
 「お前、俺に何が聞きたいんだ。」
小狼が黒鋼の後姿にチラチラと思い詰めた視線を送っているのは、黒鋼自身も気付いていた。それは今日に始まった事では無く、ここ数日前からなのだが、小狼の性格上その理由を皆の前で問い出すのは難しいと思っていたが、こう毎日居心地の悪い視線を送られては我慢の限界に達し、2人きりの事もあり、つい振り返って問いかけた。
「いえ、別に何も無いです。」
小狼は俯いて視線を逸らし、口を濁らせた。
やはり答え無いと思っていたが、黒鋼が視界に入る限り視線を送り、黒鋼が視線を向ければスッと目を逸らし、黒鋼が視線を外すと再び視線を送る。そんな態度を繰り返し続けられていた事も加えて腹が立ち、小狼の顎を掴み上げ強引に視線を合わせ、
「とぼけるなよ。こっちはお前の視線で穴が開きそうなんだよ。」
噛み付くような顔で覗き込んでも、
「本当に、・・・・・何でもありませんから。」
小狼は視線を泳がせ、言葉を濁らせる。
「フッーーーーー。」
埒が明かず、遣ってられ無いとばかりに大袈裟に溜息を出すと、
「ーッ。」
 まるで理不尽な理由で黒鋼が小狼を傷付けた様に、今にも泣き出しそうな顔をして唇を噛み締めた。
「先行くぞ。」
これ以上は無理と判断したのか、小狼を離して歩き出すと、親に叱られた子供の様な悲愴な顔をしながら黒鋼の後を離れてついて行った。
暫く歩いていたら黒鋼がツッと草叢に足を踏み込み分け入った。
「黒鋼さんっ。何処に行くんですか。」
慌てて小狼が言うと、
「小便。お前もするか。」
そう言いながら林の奥に向かって進んでいった。

 「ふぅー。」
 用を足し終えて黒鋼が一物を袴の中に収め様としていたら、カサカサと草を踏み鳴らす音がして、
 「黒鋼さん。」
 小狼が声を掛けてきたので、
 「俺は済ましちまったが、待っててやるからお前も済ましちまえよ。」
 振り返らずに言うと、小狼は行き成り黒鋼の背中に抱き付いた。
 「うをっ、行き成り何だよっ、お前はっ。」
 抱き付かれている為首だけ後ろに向けて怒鳴ると、
 「俺っ、もう我慢出来無いんです。毎晩あんな事を、あの場所には行かないで下さい。」
 顔を黒鋼の背中に埋めながら小狼が叫んだ。
 成る程これで全ての事が合点いった。小狼のここ数日の変化は、あの土蔵の中の出来事を見ていたからだ。それにしても今まで気付けなかったとは腕を上げたなと、変なところでも感心した。
 「それにしても如何して気付いた。って言うか、毎晩俺の後を付けて来たって事だよな。何で今まで黙っていた。」
 黒鋼が小狼に問い掛けると、小狼は顔を埋めたまま耳の先迄真っ赤にしながら、
 「俺達が寝静まってから毎晩抜け出す様になってから、手首や首回りに縄跡を付けるのが気になって後を付けて。それだけじゃ無くて俺っ・・・・・。」
 小狼はそれ以上言葉を続けられ無いのか声を詰まらせてしまった。
 確かに上手く縄跡を隠してはいるが、完全にはいかない様だ。自分の迂闊さが恥ずかしい事もあり、小狼の言葉尻を捉えて、
 「千擦り扱いちまったか。」
 からかう様に言うと図星らしく、
 「黒鋼さんっ、黒鋼さんっ。」
 黒鋼の名前を呼びながら、回していた腕をシャツや袴の中に入れ弄り始めた。
 「行き成り盛るなよ。」
 そう言うが、もう如何にも止まら無いという事は黒鋼の尻に押し付けられた、2人分の布を通して尚知る事が出来る、逞しい小狼自身の熱さと硬さの為だった。
 「黒鋼さんっ、黒鋼さんっ。」
 いつの間にか小狼はズボンを足首まで下ろして、下半身を越中褌だけにして股間を黒鋼の尻の狭間に擦り付けていた。
 黒鋼の背中に顔を埋めている事で、思う存分黒鋼の体臭を嗅ぐ事が出来た。小狼にとってそれは今まで経験した事の無い、甘く芳醇な芳香に思えてならず、陶酔感に浸っていた。
 「・・・・・・・・・・。」
 林道の向こうから人の話し声が近付いて来た。林の奥と言っても見えない場所に居る訳じゃ無い、このままでは誰かに気付かれる。そう黒鋼は思い、何処か身を隠す所はないかと視線を巡らせていると、少し奥に小さな神社が見えた。
 「このままじゃ気付かれる。青姦はまた今度犯らせてやるから、あそこまで我慢しろ。」
 小狼を誘う様にして、神社に向けて顎を杓った。
 その社は林の奥、少し開けた場所に建っていた。社自体の広さも8畳程度しか無く、寂れ方から精々祭りの日位にしか、訪れる者が居ない事は容易に察することが出来た。
 だが人目に付きたくは無い今の2人にとっては、かえって有難たかった。
 格子戸を開いて入るとひんやりとした空気と静謐に満ちていたが、直ぐに2人によって破られる事は分かっていた。
 「黒鋼さんっ。」
 小狼は黒鋼に飛び掛り、忙しなく服を脱がそうと躍起になっていた。
 「皴が出来るだろ、今脱いでやるから慌てるなよ。」
 飛び掛られても微動だにしない逞しい体を小狼から離して、黒鋼は見せ付ける様にゆっくりと1枚ずつ脱いでいった。
 思わぬ黒鋼のストリップに目が放せずに、小狼は直立不動のまま目を見開いて息を荒げていた。
 黒鋼が全てを脱ぎ終えてもジッと佇んでいる小狼を見て、
 「何だ脱がして貰いたいのか。それとも俺が自分を慰めているのを見たいのか。」
 からかう様に促すと、我に返った小狼は引き千切る勢いで学ランを脱いでいった。
その間にも黒鋼は、埃っぽく板張りのままの床では不味いと思ったのか、脱いだ服を広げ敷いていた。
小狼を見ると、越中褌1枚だけを身に着け、両手で股間を隠した格好で所在無さ下に俯いていた。
「お前は越中褌なんだな。それも取っちまえよ。それにお前の物はそんなに粗末な物じゃないだろう。」
黒鋼が全裸になる様促すと、茹でた蛸の様にアッと言う間に体中を真っ赤に染めて、
「黒鋼さんの様に六尺褌じゃ難しくて、それよりも何で俺の物を知っているんですか。」
羞恥に赤くなりながら律儀に答えると、
「風呂に入る時にチラッと見ただけで、ハッキリと見た訳じゃ無い。けどよ、これからジックリとお前の物を見せてくれるんだろ。おっ勃ったやつをよ。」
黒鋼は茶化しながら座り込んで言うと、小狼は往生際悪く後ろに向いて、越中褌の腰紐の結び目に手をかけたが、興奮の余り指が震えて思う様に解けないでいた。
やっとの事で解き、パサリと越中褌を床に脱ぎ捨てて振り返っても、両手で股間を隠したままだった。
「お前本当に往生際が悪いな。男なら肝を据えて度胸を見せてみろっ。」
黒鋼が叱責すると、
「俺の物は黒鋼さんみたいな、立派な物じゃないですから。」
謙遜にも取れない弁解をすると、黒鋼も仕方が無いと思い、
「これでも何もしないで済ますつもりか。目ん玉引ん剥いて、良ーく拝みやがれ。」
そう言うや否や、自分から赤ん坊のお締めを替える様な格好で両膝を抱えて、大きく股を開いて見せた。
その奥にある尻穴は、ぷくっと盛り上っているだけでなく、パクパクと魚が口を動かす様に動いて、黒鋼の肉壁を垣間見せていた。
それを見た小狼は蠢く尻穴を凝視しながら、蜜に誘われた蝶の様にふらふらと黒鋼に近付いた。
「十分立派な物じゃないか。自分で言うよりも見っとも無い物じゃねぇよ。」
黒鋼の言葉に小狼がハッとすると、既に両手を離し、隠していた股間を晒していた。
黒鋼の魔羅と呼ぶに相応しい、雄の凄みに満ちた大物と比べると、小狼の一物は確かに小振りと言えたが、それは黒鋼と比べてであり、同年代の少年達と比べると平均以上であった。
下草はシッカリと生い茂っていたが、柔毛の様に可愛らしく、小狼の体臭を篭らせ、燻らせる役目は十分に果たしてはいない様で黒鋼をがっかりさせたが、肉茎は緩やかな弧をえがいて腹にまで反り返り、童貞らしく黒ずみ1つ無く真っさらでありながら、指を触れた刺激だけで、今にも破裂しそうな程膨張し切っていた。そこまで充血していながらも、その表面は血管1つ浮いて無く、赤ん坊の腕の様に滑らかで、亀頭は張ち切れんばかりに瑞々しく熟れた果実の様であった。
それだけなら平均以上で何の変哲も無い様に思えるが、形が素晴らしかった。鰓が簡単に抓める程ハッキリと張り出し、雁首も斧で切れ込みを入れた様であり、亀頭もまた大きく膨れているだけで無く、旧独軍のヘルメットの様な形をしていた。
金玉も平均以上の大きさだが、それよりも滑らかな肉袋が伸び切った様に垂れ下がっている事から、重さも然る事ながら精力絶倫である事を知る事が出来、黒鋼を回数で満足させてくれる事を期待させた。
その証拠に立ち止まっている小狼の鈴口の先から、1本の紐の様に途切れる事無く先走りが垂れ落ち、足元に小さな水溜りを作っていた。
「先ずは味見をさせて貰おうか。」
黒鋼が立ち竦んでいる小狼の股間ににじり寄り、小狼の肉茎を握り、口に咥えて行く様子を、小狼は金縛りにあった様に動けずに見ていた。
黒鋼は小狼の肉茎を咥えて驚いた。その硬さと熱さは、握り?んだ時の感触で知る事が出来たが、ただ充血して硬いだけでなく、表面は生ゴムの様に柔軟に反発しながら動き、海綿体は剛直と呼ぶに値する程の硬さであった。何より1番驚いたのは舌の上に乗せた途端吸い付く様に馴染むと共に最高の舌触りだったからだ。
驚いたのは小狼も同じだった。幾人もの男達をその口で昇天させてきた黒鋼の舌技の前には、小狼がした手淫など思い出せなくなる程の未知の快楽だった。
「黒鋼さんっ。もうっ、出ますっっ。」
小狼が言うよりも早く黒鋼の口内に精を放ってしまった。
行き成りとは言え童貞ゆえに早いと黒鋼は予想していたのか、咽る事無く小狼の精を受け止めた。
それは量も多い事ながら濃縮された様に濃厚であり、若さの為嫌な匂いや味は無いが、飲み干してもいつまでも口や喉にいがらっぽく絡んで残っていた。
「早すぎるぜ。次はもう一寸もたせろよ。」
小狼は恥ずかしいやら情けないやらで、顔を赤らめながら涙を浮かべて無言で頷いた。
黒鋼は小狼の精がどんな物か味わうだけでなく見たくなり、
「次はお前のを、かけてくれ。」
そう言うと今度は根元まで咥え込まず、小狼にも見える様、舐め溶かす様に舌を出して動かし始めた。
黒鋼は小狼を煽る為に、ピチャピチャと濡れた音を立てながら、ナメクジが這い回る様に赤い舌を絡ませた。
「黒鋼さんっ。そんなっ、・・・。もう駄目ですっ。」
先程の口淫は根元まで咥え込まれ、その動きを想像するしかなく、また初体験の為アッと言う間に達したが、今度はその動きを視覚と聴覚からまざまざと教えられ、再び小狼は絶頂に達してしまった。
ビュッーーーーー、ブッ、ブッ、ブッ。
黒鋼の手に握り込まれたまま、小狼の肉茎は飛び跳ねて逃げようとする若鮎の様に、ビクビクと弾んだ。
最初の射精は水鉄砲の様に途切れずに噴き出して、黒鋼の顔から臍までかかり、最後の方は小さな団子を投げ付ける様にブリブリと噴き出て、へばり付いた。
小狼の精は柔らかめのゼリーか大和糊の様に黒鋼の体にへばり付いて、全く垂れ落ち様とはしなかった。
黒鋼は小狼の精を指で掬い取って弄ると、それは摩り下ろしたトロロ芋の様に粘着性があった。だがネットリと表現するにはいささか物足りなく思われた。恐らく一般人よりも遥かに精子の含有量が多過ぎる為に、半ば固形状に成っているのだ。
「2発目とは言え、随分と濃いじゃないか。女とやる時は孕ませない様、気ぃ付けろよ。」
黒鋼は小狼の肉袋を下から手の平で軽く持ち上げ、摩りながら言うと、
「そんなっ、女の人とやるつもり何てありませんっ。」
小狼が慌てて取り繕うように言うので、2発も先に抜いたから、そろそろ頃合だろうと黒鋼は判断して、
「来いよ、遊ばせてやる。男の愉しみ方を教えてやるぜ。」
股を開きながら上半身を仰け反らせ、小狼を手招きして挑発して誘った。
「ッツ。」
小狼は黒鋼に飛び掛って押し倒し、四肢を絡ませながら肌を合わせたが、体中に残る縄跡が気に入らないのか、黒鋼を表に裏に引っ繰り返しては、全ての縄跡を消すかのように舐め辿り、きつく吸い付いて新しい鬱血を作っては、小狼の所有の証を刻み込んだ。
小狼は遂に最後に残された黒鋼の魔羅の縄跡に辿り着いた。そこは執拗なまでに縛られた事で腫れており、むしろいっそう黒鋼の魔羅に凄みを与えていた。
小狼は自分の物とは違う、ごつごつと節くれ立って脈打つ魔羅に触れた事で、自分がされた口淫の様に黒鋼を感じさせたくなり顔を近づけると、プンと黒鋼の濃密な雄の匂いが鼻に入り、よりいっそう小狼を興奮させるのだった。
今まで感じた事の無い背徳的な感情に後押しされ、鈴口にキスをすると、思わぬ熱さに驚きながら続けて舌先を鈴口に差込み、先走りを掬い取り味わうと、初めて口にする味でありながら何処かしら懐かしく、またこの上ない甘露に思えた。
だが小狼は黒鋼の本当の甘露を味わう為、後は箍が外れた様にしゃぶりだし、魔羅どころか小狼自身の両手と、黒鋼の臍から尻穴に至り敷いた服まで唾液と我慢汁でベトベトに濡らした。
小狼の経験不足な口淫だけでは刺激が足りずに、魔羅は勃ち上がるだけで一向に達する事無く、黒鋼を焦らし続けた。
「おらっ、そんな所ばかり嘗め回しても終わらねぇぜ。1番濡らさなきゃ成らない所があるだろうがっ。さっさと解しやがれっ。」
我慢出来ずに小狼をせっつくと、小狼も名残惜しく思いながら魔羅から口を離し、尻を真上に持ち上げ、黒鋼自身が肩だけで支える格好にして両脚で黒鋼を挟み、黒鋼の背中を抱き込みながら両手で盛り上がった尻肉を掴み開け、その中心で蠢く尻穴に顔を埋めた。
ジュルッ、ジュルッ、グチュッ、グチュッ、ジュウッ、ジュウッ。
両手の人差し指から薬指まで6本も使い、指先がふやけて皴が出来るまで尻穴の内の肉壁を捏ね繰り回し続け、まるで熊が蜜壷に顔を突っ込んで蜂蜜を舐める様に1度も顔を上げず、黒鋼の尻穴の内はもう小狼の唾液で満たされていた。
溢れ出した唾液が黒鋼の喉元にまで流れ出ていたが、黒鋼の体が受け入れた物なら自分の唾液である事さえ気にしないのか、音を立てながら啜っては再び黒鋼の内に注ぎ込む事を繰り返し続けた。
 小狼が意地悪く焦らしている訳ではない事は、黒鋼の背中に当たっている肉茎がビクビクと痙攣しながら我慢汁を流し続けている事からも伺える。
 黒鋼の体を味わう事に憑りつかれた様に夢中になって、時間の感覚が無くなっているのだろが、当の黒鋼にとっては不完全燃焼で堪らない、
 「男にしてやる。どうすれば良いか分かるだろう。」
 背中に当たる小狼の肉茎を握り込んで誘った。
 小狼は呆けた様な顔を上げると、肩の上に黒鋼の膝裏を乗せ、太腿の上には黒鋼の尻を乗せて肉茎を尻穴に入れようとするが、中々入らないので焦っていると、
 「ほら、こう犯るんだよ。」
 小狼の肉茎を掴んで自らの尻穴の内に導いた。
 「あっ、黒鋼っ、さっ、んっ。」
 小狼は戸惑いの声を出しながらも、小狼の下草が黒鋼の尻穴を擽る所まで、導かれるままに挿入した。
 「あーーーっ。凄ぇ。んっ、いいっ。」
 熟れた最上の漢の肉が与える無上の快感の為に、小狼は遥か遠くを見詰める眼差して、小さく溜息をつくように言葉を溢した。
 だが直ぐに黒鋼の体を激しく貪り始めた。
 「はっ、はっ、はっ、んっ、あっ、はっ、はっ、はっ、あーー、んっ、はっ、はっ。」
 抑えるつもりが無いのか、それとも抑えられないのか、人気が無いとはいえ周りに憚る事無く声を出していた。然しそれは意味の有る人間の言葉は無く、息遣いと嬌声だけだった。 
 苦しい様な哀しい様な、何かを諦めた様な顔をしながら、強すぎる快感の為に生理的に溢れだす涙と、口の端から流れでる唾液を拭う事も出来ずに、形振り構わずただ腰を動かし続けていた。
 形振り構わず感じていたのは黒鋼も同じだった。まるで磁石が引き合う様に黒鋼の好い所ばかりに当たるのだ、しかも小狼は天性の床上手なのか、ただ腰を打ち付けるだけでなく、右に左に腰を回し、小刻みに刻んだらと思ったら、抜け出るギリギリまで大きく抜き差し、雁首で尻穴の出口を捻りながら擦れば、根元まで押し込んで亀頭の先で捏ねるのだ。
 初物喰いが楽しめると単純に黒鋼は思っていたが、体の相性が良いのかお互いの肌が吸い付く様なのだ。
思わぬ拾い物だが、自分がまだ1発も出していないのに、こう息も絶え絶えにさせられた上に、小狼の物は全く萎えないのだ。普通絶倫と言えども、1度萎えてから回復して勃つものだが、小狼は何度達しても、硬さに全く変化が無いままで、黒鋼を空恐ろしくさせた。
小狼は黒鋼の両膝を、黒鋼自身の顔の横に来るまで体を2つおりにし、両腕で黒鋼の頭を抱え込み、噛み付くように口付け、濡れた音を立てて舌を絡ませた。
「んっーーーーーーーーーーっ。」
絶頂の咆哮を重ね合わせた口の中に吸い込ませ、黒鋼は小狼のあの濃厚で焼ける様な精が、体の奥底にまで注がれるのを白濁した意識の中で感じた。
最後の1滴まで黒鋼の内に注ぎ込みたいのか、小狼は全く萎える事の無い肉茎を打ち続けていたが、その行為自体が新しい刺激となって、再び朦朧としている黒鋼に挑み始めた。

黒鋼の右側が下になるよう横にして股を開き、黒鋼の右太腿の上に座る様にし、左脚膝裏を小狼の右肩に掛ける様にして腰を振り出した
黒鋼が意識を取り戻したのは快感の為だった。下腹部に目を向けると小狼は、腰を動かしながら左手で黒鋼の魔羅を扱き回し、右手は抱え上げた黒鋼の左脚をしっかりと掴み、左脚の脹脛から指先迄を舐め回していたが、黒鋼が意識が戻った事に気付くと、合わせた視線を外す事無く、再び脹脛から指先迄を舐め回す様を見せ付けた。特に足の指は1本ずつ口に入れて齧る様にしゃぶり、黒鋼自身がまだ知らなかった自分の性感帯を教えた。
足の指をすっかり舐め終えるとそのまま黒鋼に向かって覆い被さり、黒鋼の左脚を上げたYの字開脚状態の格好のまま抱きしめ犯し続け、黒鋼を2度目の甘い臨死に送った。

 小狼は再び黒鋼を仰向けにして両足首を掴むと、大きく開いたまま黒鋼の頭の方まで持って行き、自分が与える肉の悦びで黒鋼が気を取り戻す様、遮二無二腰を使い始めた。
 次に黒鋼の意識を取り戻させたのは自分の体を通り抜ける甘い衝撃と、熱い雨だった。
 目を開けると全身滝の様に汗を流し、頭まで湯に浸かった様に濡れた小狼だった。それは比喩的表現では無く、実際に髪の先から汗が滴り落ちていたからだ。
 甘い衝撃と思ったのは激しく打ち付ける腰使いの為で、熱い雨と思ったのはその反動で、髪の先と言わず小狼の全身から降り注ぐ汗の為だった。
 ここ迄汗だくに成る迄、どれ程の間自分に奉仕し続けていたのか、と黒鋼は小狼を可愛く思い、手加減無用・遠慮無く犯せとばかりに、小狼の汗で滑って?み難くなった尻肉を掴んで、自分に叩き付ける様に引き寄せた。
 小狼は黒鋼の意思表示を正確に汲み取り更に激しく犯した。お互いの体がピッタリと重なり合うまで抱き合うと、小狼は乳首同士が擦り合う刺激がいたく気に入ったのか、自分から乳首同士が擦り合う様に胸を擦り合わせ、黒鋼もまた小狼の汗で塗れ、滑らかでありながら引き締まった、小丘の様な尻の手触りの良さに夢中になって、撫で回している手を離せずにいた。
興が乗り出し、2人が自分の欲望に忠実になりだすと、一層激しくお互いを求め始めた。
小狼は黒鋼ごと身を起こすと、対面座位の体位を取り、黒鋼を下から突き上げ始め、黒鋼は自らの重さで、より深く犯す小狼の肉茎に、串刺しにされる妄想に酔いながらも自分も腰を回しだした。我知らず、2体の獣に成り果てていた。
小狼は目の前にある、激しく動く黒鋼の厚い胸に、思わず大きく口を開けて齧り付くとそこにはくっきりと歯型が残っていた。
「乳首も噛んでくれよ。」
黒鋼は怒るどころか自分から痛みを求める言葉を言ってしまった。
小狼は左胸の乳首を擦る様に噛んで、その先を舌でチロチロと舐めると、2人の興奮は更に高まり、
「もっとっ強くっ、噛み千切ってくれっ。」
黒鋼が更なる痛みを求めて叫ぶと、小狼はより強く乳首を噛みながら顔を後ろに反らすと、プッと乳首の柔らかい皮膚を破って、血が浮き出た。
「ーーーっ。」
黒鋼がその痛みで絶頂に達して全身を強張らせると、小狼もその締め付けで3度目の精を黒鋼に注いだ。
黒鋼は乳首の痛みで気を失わずにいたが、小狼が再び腰を動かし出したので、
「そう、せっかちになるなよ。少しは余韻を楽しませろ。」
少し休みたくなり、落ち着かせ様に小狼に言うと、渋々ながら黒鋼抱き締めたままを横たえたが、肉茎は少しもその硬さを損なう事無く、黒鋼に納められたままだった。
黒鋼が小狼を見ると、社の内に居るとは言え、まだ日は高く空気は暖かいのに、汗でビッショリと濡れ、長湯でのぼせた様に全身を赤く染め、湯気を立てていた。
小狼もまた、ただ横たわって黒鋼に触れているのは詰まらないのか、先程噛んで傷つけた乳首から、ぷっと小さな玉になって滲み出す血が、表面張力を失い崩れる前に舐め採っては、再び浮かぶ血の玉を舐め採る事を、血が止まるまで続けていた。
その様子を眺めながら黒鋼は、薄っすらとした記憶に残る、何度達っしても全く萎える事の無い肉茎と、教えてもいない体位を自然にこなす小狼に、ヤッパリこいつは生まれながらの床上手の絶倫野朗だ。と、思わずにはいられなかった。

乳首の血も止まり、肌を撫で擦っているだけなのも飽きたのか、
「ねぇ、黒鋼さん。もう、いいですか。」
小狼は目を輝かせながら、ブンブンと尻尾を振ってねだる仔犬の様に、黒鋼の内に納められた肉茎を、ビクビクと震わせて求めたが、今しがたまで童貞だった小狼に、このまま主導権を握られたままなのは、黒鋼自身の沽券に拘わるのか、一寸した企みを思い付き、
「今度は口でしてくれ。俺ももう1度、お前の子種を味わいたいからよ。」
黒鋼は身を起こして、小狼に見える様に魔羅を振って見せると、小狼も口淫では黒鋼の精を味わう事が出来無かった事を思い出し、黒鋼の提案に素直に従った。
相手の股座に顔を向け、お互い体を、右側を下にして、小狼が黒鋼の魔羅を咥え様とすると、
「おい、俺の子種は飲み込まずに、口に含んだままにしておけよ。」
黒鋼の奇妙な命令に、
「えっ、何でですか。」
小狼が当然聞き返すと、
「いいからっ、口に含んで、絶対に飲み込むな。」
そう、強く命じて小狼を咥えると、黒鋼にばかり犯らせている訳にはいかないと、魔羅をしゃぶりだした。
ジュポッジュポッ、ジュルッジュルッと、水っぽい音を大きく立てれば、その音と相互口淫という共同作業の相乗効果で、お互いを昂ぶらせた。
特に黒鋼を嬉しく思わせたのは、小狼の体臭が始めて口淫を施した時よりも、生い茂った下草から立ち昇って来る、強く濃くなった雄の甘く芳しい匂いに変わっていた事だった。
だが、緩やかな坂を上る様に、ゆっくりと相手を昂ぶらせていた2人は、同時にその頂点に達し。終わろうとしていた。
「んっ。」
「んんっ。」
お互い咥え合っていた為に、声ごとその精を口の中に受け止めた。
「んんんんっ。んんんんんんっ。」
小狼は黒鋼の言い付け通りに、口に精を含んだまま黒鋼に声をかけた。
「んっーーー。」
何故か黒鋼も、口を摘むんだまま返事を返して起き上がると、小狼の顔を両手でしっかりと掴み口付けると、黒鋼が口に含んでいた小狼の精を流し込んだ。
「っんんっーーーっ。」
「どうだ自分の子種の味は、凄ぇ濃い上に餅の様に粘つくだろぅ。良薬口に苦してっか。」
黒鋼がしてやったりと満足げに笑った。
小狼は2人分の精でいっぱいにした口を、リスの頬袋の様に膨らませ、目を白黒させながらジタバタと暴れたが、黒鋼に口を押さえられて吐き出せない上、飲み込むなよと睨み付けられているのだ。
小狼は暫らく暴れていたが、急に大人しくなると床に目を巡らせ、ヒョイと自分の越中褌を拾い上げた。
黒鋼は何をするのかと、いぶしかんでいると、小狼は黒鋼の手を外させると、股座に顔を埋め、魔羅を両手で握り、鈴口を大きく開け、仕返しとばかりに口に含んだ精を逆流させた。
「うをっ。何しやがるっ。」
黒鋼は突然襲った未知の感覚に思わず身を竦ませてしまい、その隙を逃さずに小狼は、拾い上げた越中褌の腰紐で素早く雁首を括り、精の出口を結い止めてしまった。
「お前なぁ、・・・。」
黒鋼が怒鳴り付けようと小狼の顔を睨み付けたら、
「俺っ、下手糞だし、縄も此処には無いけど、黒鋼さんを縛る事が出来ましたよっ。」
黒鋼を縛れた事がそんなに嬉しいのか、小狼の顔は手柄を立てた犬が褒められた時と同じ顔をして喜んでいた。
「はーっ。」
見当外れの事で喜んでいる小狼を見て黒鋼は、しょうがねぇなぁと言う溜息を吐きながら、気が済むまで好きにやらせてやるかと、
「仔犬と言えども、雄は雄だな。餌の世話をするのも、拾った者の役目だ。腹いっぱいに成るまで喰えよ。」
まぁ、後でしっかり躾るけどな、そう考えながら小狼を誘った。

 パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。
 「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ。」
 社の内は今、2人の荒い息遣いと、黒鋼の肉厚な尻を叩く音で覆われていた。
 小狼は黒鋼に獣の姿勢を取らせて、後ろから犯していた。黒鋼にとっては、痛みも快感に繋がる事を悟った小狼は、その尻をサルの様に真っ赤に成る迄叩き続けた。
事実、叩かれて晴れ上がる事で血が集まり、より敏感に成り、格子を通り抜けて吹き込んで来る風が、尻を撫でるだけでも感じてしまうのだ。
それまでにも黒鋼に獣の姿勢を取らせたまま、小狼は様々な事をした。
黒鋼の尻穴の締まり具合を愉しみたい時は、黒鋼の股をきつく閉じさせて、自分は四股を踏む様な格好で腰を打ち付け、黒鋼を激しく責め立てたい時は、股を大きく開かせ自分はその間に入って、善がらせていた。
他にも腰を動かしながら、両手で尻の両側を揉み込みながら押し付けると、抜き差しする肉茎の刺激と、外部からの圧力で肉壁が通常ではあり得ない動きをして、黒鋼を痺れさせるのだ。
黒鋼は度が過ぎた快楽の為、既に上半身は力無く床に伏せ、股を大きく開いた状態で尻だけ高く上げていた。
もう我慢出来なくなり、射精を阻んでいる越中褌の腰紐を解こうと、魔羅に手を伸ばすと、それに気が付いた小狼に払われてしまった。
小狼はそれだけでなく、黒鋼の両手首を握ると、そのまま両腕を後ろに引き伸ばし、手綱代わりに使って黒鋼を引き起こすと、2人とも膝立ちのまま、天井に向き合う迄大きく仰け反り、黒鋼を腰の力だけで天井に打ち上げる、と言わんばかりに下から突き上げた。
黒鋼は胸から引き裂けんばかりに腕を引かれ、頭から倒れそうになるまで仰け反る、という不自然な体勢にまま、無理やり爆発を抑えられている、自分の魔羅に触れる事も出来ずに喘いでいた。
「小狼っ、もうっ、許してくれっ。俺の魔羅が、子種で弾けちまうっ。紐を早くっ、取ってくれっ。」
泣きを入れて黒鋼が開放を求めると、小狼は右手を魔羅に伸ばして扱きながら、縛ってある越中褌の腰紐の端を摘み、シュルリと解いた。
「うをっーーーーーっ、おっ、おっ、おっ。」
黒鋼は社全体を震わす絶頂の咆哮を上げながら、子種を天井板まで噴き上げた。
濃厚な小狼の精が混ざっている他に、魔羅を結われ射精出来ずに何度も達していた為、子種の量が尋常では無く、また餅の様に天井板に粘り付いて垂れ落ちては来なかった。
力が抜け、黒鋼はそのまま後ろに倒れ込み、小狼を押し潰したが、黒鋼の重さが心地好いのか、別段気にする事無く黒鋼を受け止めたまま、黒鋼を撫で擦っていた。

 日は既に沈み、月は真上に昇り切り、夜の帳が静寂と冷たい空気で覆い、昼間の明るく温かな面影を完全に拭い去っていたが、ただ社の内だけは、淫靡な熱気と雄の匂いに蒸され、獣が立てる音と息遣いで満ちていた。
 蒼褪めた月の光が格子を抜けて射し込み、社の内を冷たく照らしていた。
 小狼はあれから休む事無く、全く萎える事が無い肉茎を一切抜かずに、何度も体位を変えては黒鋼を犯し続けて、善がり狂わせていた。
 
黒鋼が小狼を見上げると、月明かりが逆光となり、顔は濃い影で潰されて見えずにいた。
そして朧げな意識の中で、格子を覗き込んだ者には、その内に居る、人の形をした2匹獣が交わっている様にしか見えないだろうと、そして小狼は欲情の色に染まり切った目で見下ろし、自分を陥落させ従わせる術を知り尽くした、傲慢とも呼べる自信に満ちた1匹の雄の顔をしているだろうとも、そして麻薬の様に自分を虜にして、溺れさせて狂わすのだ。
だが、かつての様に真っ直ぐな目で、自分を見る事が永遠に無くなった事に、一抹の寂しさに思いながら、これから訪れる淫らな日々に、思いを巡らせていた。

- 終 -